新春特別企画:ロビを1日で組み上げてみる

 

あけましておめでとうございます。今年も当サイトを宜しくお願い致します。

自分はこれまで「打倒ロビ!」を目指して(?)、色々ラピロをカスタマイズしてきたわけですが、 ひょんなことからそのロビを組み立てることになりました。奥様の上司がロビを購入したものの積んど君になっているというお話を聞いたので、「よかったら自分が組み立てますよ、と言っといてー」と言ったら本当に組み立てることになったという。

てなわけで、新春特別企画(?)、ロビを1日で組み立ててみよう!超いまさら!

ちなみに奥様の上司には「組み立てだけなら2〜3日もあればいけますよハハ!」と豪語してしまったので、実際やりきってしまわないと、大変カッコ悪いことになります。

 

組み立て前夜

某日、ロビのパーツ達がウチに届けられました。

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どーんと。

ちなみにロビは現在第三版が刊行されていますが、これは初版をずっと放置していたのだそうです。

奥様の上司は8号分まで組み上げて挫折してしまったそうなので、9号から最終70号までの分を一気に組み上げることになります。ざっと1年と3ヶ月分ぐらいかあ。。。

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というわけで、ここから引き継いでスタート。。。なんですが、なんか白い部品が結構変色しています。

気になったのでネットで調べてみると、これはやっぱり発売当時問題になったようで、後半の号で交換用パーツがついてくるのだそうな。

ということで、順に進めていけばとりあえずパーツ交換まで含めて綺麗なロビが出来上がるようなので、素直に順に進めていくことにします。

 

 組み立て当日

AM 10:00〜

制作スタート。お昼ご飯に30分程休憩したのを除いては、ほぼぶっ通しで作業。特に詰まるところもなく着々と進みます。時折反応の悪いサーボモータがあるのが気になるところです。

PM 5:00〜

この時点で51号まで到達しました。まずまずのペースでしたが、この51号がなかなかの曲者で。

まず、先ほどの変色パーツの交換用部品がここで到着し、すでに作成が完了していた両腕を一度分解して新しいパーツで再度組み直すという二度手間が発生。

そしてこの51号の本来の作業内容が、これまで組んできた両腕両脚の動作チェックなのですが、両脚とも動いてくれません。

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ということで、せっかく組み上げた左脚を分解。一つ一つサーボモータのID振り分けや配線をチェックしていきます。

結果、股間接の縦回転用モータの配線をやり直すことで、何とか動いてくれました。

 

右脚の方は幸い、一番上のモータ(股間接の横回転用)の配線を見直すだけで動いてくれました。

そして両腕は共に一発で動作完了。しかし、この51号の作業だけで3時間ぐらいかかってしまいました。。。

AM 2:00〜

その後、夕食とお風呂で計1時間ぐらい休憩した以外は、これまたぶっ通しで作業し、この時点で69号(最終巻の一つ前)まで来ました。

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やっとここまできた。。。

しかし、69号の作業内容のページ量が多かったのを見て、とうとう心が折れました。しかしそれより何より、体がもう限界です。ずっと床に座り込んで作業していたので、お尻と首と背中の痛みがひどいです。さらに言うとドライバーを回し続けて右腕も力が入りづらくなってきました。

ここで奥様からのドクターストップが入ったため、一度就寝。翌朝10時までに完成させれば、一応丸一日で完成したことにはなる。。。

ちなみに寝る直前の部屋の状態。

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荒れ放題。

 

翌日

AM 8:00〜

作業再開。上半身と下半身を接続し、動作チェックを実施。

 

「オッケィ!」の声がやたらデカくてビビりますが、一応動いてくれているようで一安心。。。

そして。

AM 10:00〜

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完成!

一応、組み立て自体は(睡眠時間含めて)丸一日で完成しました。。。よかったよかった。

ここからは最終動作確認ですが、その前に、最終70号についてきた『ロビのココロ』( SDカード)のバックアップをとります。というのも、ロビの初回起動モーション、および性格設定のやり取りは、初めて起動したときにしか発生しないからです。

動作確認のためにはこの初回起動は避けて通れませんが、ここで私が初回起動を済ませてしまうと、本当の持ち主である奥様の上司の方でロビの性格設定ができませんし、ロビの目覚めに立ち会えません。それはやっぱり寂しいことだと思うので、ここでは『ロビのココロ』のバックアップをとり、別の私物のマイクロSDカードにそのバックアップデータを書き込み、そのSDカードを使って初回起動からの動作確認を行います。

ちなみに、Macを使っての『ロビのココロ』のバックアップ、および別のSDカード上へのデータの復元は、私が過去にラピロのバックアップを取るためにやったやり方と全く同じようにやれますので、必要であればご参照ください。

ということで、『ロビのココロ』のSDカードを自分でコピーした別のSDカードに差し替えて、いざ起動!

 

おお。。。ちゃんと動いておる!我ながら感動です。

せっかくなので、踊ってもらいます。

 

ちゃんと踊っている。。。こうならなくて本当に良かった。。。

さらに、モノマネしてもらったり、歌を歌ってもらったり。

 

これはモノマネなのか?というのはさておいて。。。最後に腕立て伏せまでやってもらいます。

 

おおお、すごいなお前。あんまりガチャンガチャンやられたら、作った身としてはとてもヒヤヒヤするのだけれど。

 

というわけで、自分の首や背中や腕の痛みと引き換えに、丸一日かけてロビを完成させました。このロビくんは後でオリジナルの『ロビのココロ』に戻しておいたので、本当のご主人様と会う時には、僕のことを忘れて、また新たな生活を始めることになるでしょう。。。なんというか、昔マンガとかアニメでよく見たような場面が現実に発生してしまって、ちょっと寂しい気分です。

でも、作っている最中は大変だったけど、楽しかったです。良い思い出になりました。ありがとう、ロビくん。