Raspberry Piの無線LAN(Wi-Fi)の固定IPアドレス設定
すみません、今回は縮小更新です。
やりたい工作ネタが2つほどあるのですが、ちょっとメインのお仕事のお勉強を優先しなければならない状況がしばらく続くので、なかなか手をつけられそうにありません。。。
せめて下準備だけでもやっておこう、ということで、現在ウチで稼働が余っているRaspberry Pi B+を引っ張り出してきて、無線LANの固定IP設定までやっておくことにしました。
無線LANの固定IP設定は有線LANに比べて若干難易度が上がる、というか、ネット上の皆様のやり方がみんな微妙に違っていて、あるサイトに載っているやり方だとうまくいかないけど、こっちのサイトに載っているやり方がだとうまくいった、というようなことがよくあるような気がしています。
自分自身、久々にやってみたら結構ハマってしまったので、備忘録として以下に自分のやり方を残しておきます。
基本的に、以下のお二方のやり方を足して2で割ったような手順です。
Raspbianをインストールして起動した直後、無線LAN子機をUSBに挿した状態からスタートです。
ちなみにここでは手元に余っていた
を使っていますが、これは最近手に入りにくい気がするので、Wi-Fiだけを使うなら
が良いと思います。
$ sudo iwlist wlan0 scan # 自分が接続したいWi-FiルータのSSIDが見えているか確認 $ sudo bash $ chmod 660 /etc/wpa_suoplicant/wpa_supplicant.conf $ sudo wpa_passphrase 接続先のSSID 接続先のパスワード >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf $ exit # 一時的にユーザ変更してからexitで戻ってくる $ sudo /etc/init.d/networking restart # 設定の反映。これでとりあえず無線LANが有効になるはず $ sudo vi /etc/network/interfaces # 以下の箇所だけ編集 ... auto wlan0 allow-hotplug wlan0 #iface wlan0 inet manual iface wlan0 inet static address 192.168.24.90 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.24.1 wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf ... $ sudo /etc/init.d/networking restart # 設定の反映。これで自分が設定したIPが割り振られた状態で # 無線接続されるので、他のPCからSSHでログインできることを確認する $ sudo vi /etc/modprobe.d/8192cu.conf # 通信安定化のため、無線LAN子機の省電力モードを無効化する。 # 以下の一文を記述する options 8192cu rtw_power_mgnt=0 $ sudo reboot # 再起動後、以下のコマンドで0が出力されれば、省電力設定解除完了 $ cat /sys/module/8192cu/parameters/rtw_power_mgnt
こんな感じでうまくいきました。
最後の無線LANの省電力モードOFFの設定は、自分が使ったことのある2つの無線LAN子機(上で紹介したもの)だと有効ですが、他の無線LAN子機でも同様の設定が必要かどうかは不明です。多分使っているチップに左右されると思います。
ということで、すみません、今回はこれだけです。あー、大学1〜3年時代の長期休みぐらいの時間がほしい。。。
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