3Dプリンタでラピロ向けRaspberry Pi B+固定具をつくってみた

ラピロはRaspberry PiのType B+が出る前に設計されたものなので、その前のRaspberry Pi Type Bだとキッチリとはめ込むことができます。

かといって、Type B+が使えないかというとそんなことはなく、幸いType BとTypeB+で幅は変わっていないので、普通に載せることができます。

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この場合、Raspberry Piを固定する部分は、写真の赤丸の二箇所になります。Type Bのときは基盤に空いている穴にもう一つ棒が挿さるようようになっていましたが、Type B +ではその穴での固定はできません。その棒は、上の写真では見えませんが、右奥、USBコネクタの横に出てきます。

ラピロのWikiによれば、もう少しちゃんと設置したい場合には、棒の頭を削ったり、写真の片方のツメをカットするよう書かれていましたが、基本的にはそこまでしなくても大丈夫だと思います。

が。

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自分のように、LANコネクタやUSBコネクタに色々差し込んでいると、

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ちょっと動かしたはずみで、こんなふうに前方が持ち上がるように外れてしまうことがあります。

そのたびにラピロの頭を開けて設置しなおすのも面倒だなあということで、せっかく3Dプリンタを手に入れたので、練習がてら、Type B+の固定具を作ってみることにしました。

ということで、3DプリンタBS01で作ってみたものがこちら。

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ラピロには都合のよいことに、首の前方部分に穴が空いているので、そこに差し込む形で使います。

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この穴に

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こんな感じで。「単に差し込むだけだと、結局前方は持ち上がってしまうのでは?」という気もしますが、「ちょっと力を入れたら挿さる」ぐらいのサイズで作ってあるので、それなりに固定してくれています。

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後ろはこんな感じ。結構前寄りになるので、横幅の広いUSB機器をラピロの頭の後ろから挿して使用することはできません。

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ラピロの頭の後ろからUSB2本とLANケーブルを挿してみた状態。Type B+で増設されたUSBコネクタ2個は、ラピロの頭の後ろからアクセスすることはできませんが、このようにType B+を前寄りに配置すれば、小型の無線LANアダプタ程度であれば、頭を閉じる前に差し込んでおけば利用することができます(下側を利用する場合は、固定棒の先端を削る必要があります)。

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もちろん、頭はちゃんと閉じます。

 

ということで、初めて自分で3Dモデリングして造形してみました。初めは「キレイにできたらデータ公開しようかしら」とか考えていましたが、結局わざわざ公開するほどのもんでもないものになってしまいました。。。直方体だけで構成された、すごくシンプルなものです。

言い訳をさせてもらうと、最初は『Autodesk 123D Design』を使って、穴に差し込むとロックがかかるような手の込んだものを設計していました。

が、Mac版のAutodesk 123D Designが、

  • PCにセーブしようとすると強制終了する
  • STLファイルをエクスポートしようとすると、Invalid Operationと言われる
  • クラウドにセーブしてクラウドからSTLファイルをダウンロードしようとしても、「そんなページはない!(404)」と言われる

等々文句を言い、仕方なくWindows版Autodesk 123D DesignでSTL出力してプリントしてみたものの、3Dプリンタ向きの設計になっていなかったようで、色々潰れてしまって全然使いものにならず。。。

最終的に、Win/Mac関係なしにブラウザ上で簡単な設計ができる『Tinkercad』を使って、直方体のみで構成してプリントしやすい形にし、サイズを微修正→プリントを繰り返すようにして、今のものが出来上がりました。

とりあえず、もっとちゃんとAutodesk 123D Designを使いこなせるようになりたいなあと思うものの、STLファイルが出力できないのがとにかく不便。。。自分の環境(Mac OS 10.10)が何か問題あるのかなあ。。。

追記:

大手の3Dデータサイトに載せるようなものではないので、ここにこっそりSTLファイルだけ置いておきます。自分の3Dプリンタでの造形だとこのサイズでちょうどでしたが、穴に合う合わないが結構微妙なので、用いる素材やプリンタの設定によっては、微修正が必要かもしれません。