今日はフジファブリックを中心に、好きな音楽の話をしよう

今日は自分の好きな音楽の話を、ただつらつらと書こうと思います。主にフジファブリックを中心に。なぜなら今日はクリスマス・イブですが、フジファブリックの元フロントマン・志村正彦さんの5回目の命日だから。

基本的に、こういう記事はあまり書くべきではないなあと思っているので書かない(*どこぞのよくわからない人間の趣味嗜好を知りたい人なんか、ほとんどいないでしょうに)のですが、まあこんなきっかけでもない限り書くこともないので、一夜ぐらいお付き合いくださいませ。

自分がどんな音楽を好きか、細かく挙げていくよりも、数字で見た方が早いし説得力もあるでしょう。

自分は10年ぐらい前から基本的に音楽データはiTunesで管理しており、またiOSには、これまでのMac・iPod・iPhoneでの音楽再生履歴を集計してくれる、便利なアプリがあります。

これで自分のここ10年ぐらいの音楽再生履歴を見てみると、こんな感じになります(2014/12/24時点)。

アーティスト別再生回数

(カッコ内は再生回数)

  1. エレファントカシマシ(15723)
  2. フジファブリック(10021)
  3. 星野源(7715)
  4. ASIAN KUNG-FU GENERATION(3379)
  5. POLYSICS(1998)
  6. SAKEROCK(1970)
  7. 東京事変(1485)
  8. Cocco(1389)
  9. 100s(1347)
  10. 中村一義(1074)

ちなみに、星野源とSAKEROCK、東京事変と椎名林檎、CoccoとSINGER SONGER、100sと中村一義をそれぞれ統合すると、こう変わります。

  1. エレファントカシマシ(15723)
  2. フジファブリック(10021)
  3. 星野源+SAKEROCK(9685)
  4. ASIAN KUNG-FU GENERATION(3379)
  5. 100s+中村一義(2421)
  6. 東京事変+椎名林檎(2137)
  7. POLYSICS(1998)
  8. Cocco+SINGER SONGER(1541)
  9. スピッツ(792)
  10. YMCK(696)

うん、この順番の方が自分としてもしっくりきます。上位3アーティストがずば抜けている感じ。

だいたい、1000回越えている方々は、一時期どハマりして、もうそればっか聞いている時期があった方々です。

エレカシは自分が本格的に音楽を好きになったきっかけになったバンドですから、もう10年以上聴き続けていますし、またこの中で唯一ファンクラブに入っているぐらい好きですから、上位3アーティストの中でも頭一つ抜き出てます。

続きまして。

アルバム別再生回数

(カッコ内は再生回数)

  1. MUSIC / フジファブリック(2504)
  2. CHRONICLE / フジファブリック(2457)
  3. Stranger / 星野源(2317)
  4. エピソード / 星野源(2045)
  5. STARTING OVER / エレファントカシマシ(1927)
  6. TEENAGER / フジファブリック(1625)
  7. 昇れる太陽 / エレファントカシマシ(1609)
  8. Masterpiece / エレファントカシマシ(1270)
  9. FAB FOX / フジファブリック(1009)
  10. 悪魔のささやき 〜そして、心に火を灯す旅〜 / エレファントカシマシ(957)

エレカシは歴史が長く、出してる作品も半端なく多いので、諸々の再生回数を総合すると15,000回を越えますが、アルバムごとの聞き込み回数だと意外と順位が低いです。

それに対して、フジファブリックと星野源は、ここ5年ぐらいで一気に好きになったアーティストで、どちらもエレカシと比べると音源のリリース数は絶対的に少ないので、それゆえに一つのアルバムごとの聞き込み回数がやたらと多くなっています。

それから最後に。

楽曲別再生回数

こちらは、参考値になります。なぜなら、SongsInfoアプリは「このアルバムに含まれるこの曲」という単位で再生回数を教えてくれるだけなので、例えば同じ曲がシングルとアルバムの両方に収録されている場合でも、それらは別物としてカウントされます。なので、特にベスト盤とかライブ盤が多く出ているエレカシは、正確に集計するのが困難です。

SongsInfoは再生回数上位から300曲までのデータを出力してくれるので、以下のカッコ内の数字は、その上位300曲の中から、同名曲の再生回数を合算した数字になります。

  1. 桜の花、舞い上がる道を / エレファントカシマシ(877)
  2. 新しい季節へキミと / エレファントカシマシ(659)
  3. Sugar!! / フジファブリック(575)
  4. 俺たちの明日 / エレファントカシマシ(561)
  5. 絆 / エレファントカシマシ(410)
  6. 夢の外へ / 星野源(407)
  7. フィルム / 星野源(385)
  8. 夜明けのBEAT / フジファブリック(378)
  9. バウムクーヘン / フジファブリック(378)
  10. TEENAGER / フジファブリック(372)

多分、『桜の花、舞い上がる道を』については、ライブ動画の再生回数とかまで含めたら、軽く1,000回越えていると思います。それぐらい大好きな曲です。

さてさて、こんな感じで、エレカシ、フジファブ、星野源がなんかもう、自分の中では圧倒的なんですが、その中でもフジファブについて、ちょっとだけ書こうと思います。

申し訳ないというか、とても悔やまれることに、自分がフジファブリックを聞き始めたのは、フロントマンの志村正彦さん急逝のニュースがきっかけでした。

自分がエレカシとかを観に行く予定で、フジファブも出演予定だった、COUNTDOWN JAPAN 09/10開催直前の訃報。その訃報を知るまではフジファブのステージを観に行く予定もなかったのですが、「どんな曲を歌ってたんだろう?」と思って、YouTubeで初めて聞いたフジファブの曲が、確か『』だったと思います。それから、『銀河』も聞いたかな。

それで気に入ってしまって、次の日にTSUTAYAに駆け込んで、可能な限りフジファブの音源を借りて、聞き込んで、COUNTDOWN JAPANのフジファブのステージを観に行きました。

確か、自分が行った日のトップバッターがフジファブだったかな。ステージの前の方は、自分よりもずっとずっと前から好きだったファンの方々こそ行くべきだと思ったので、自分は後ろの方でステージを眺めておりました。

ステージには楽器のみで、他のメンバの姿もなし。当日演奏するはずだったセットリストに基づいて編集した、過去のライブ映像にファンが歓声をもって応えるという、とても不思議な空間でした。

そのときの映像は、一部ですが、今もニコニコ動画で観れたりします。WOWOWが放映したものの録画ですが、権利関係云々がよくわからないので、リンクだけ貼っておきます。

なんせ知ってから日が浅いもんで、そのときは知らない曲もちらほらありましたが、それでもやっぱり涙が出ました。

 

それから、フジファブリックのアルバムはすべて購入しています。最新の『LIFE』も然り。ただ、事実として、『VOYAGER』『LIFE』はあまり聞けていません。個人的に、『徒然モノクローム』が、以前と以後のフジファブリックが、絶妙なバランスで融合している曲だなあと思ったりしています。

ただ、今回この記事を書きながら、現ボーカルの山内総一郎さんの歌う『星降る夜になったら』を聞いたりしていたのですが、改めて今のフジファブリックをちゃんと聞いてみようかな、という気になりました。フジファブリックはフジファブリックなんだなあと、変な言い方ですが、改めて思いました。

 

自分の好きなものを好きだと、誰にも気兼ねなく言える環境が、やっぱり健全だなーと思います。

ではでは、メリークリスマス。