任天堂 岩田さんのことば

このときに少し触れていますが、自分の尊敬する人は、宮本茂さん、横井軍平さん、そして、岩田聡さんです。

宮本さん・横井さんは、アイデアマン的な観点から尊敬しているのですが、岩田さんに対する尊敬は、なんというか、少し違います。もちろん、天才プログラマーと呼ばれるぐらいにエンジニアとして凄い人だというのも尊敬するところなのですが、どうもそれだけじゃないような気がして。

今こうして初めて言葉にしようとしてみて、改めて気づいたですが、自分が岩田さんを何よりも尊敬しているのは、技術的なことよりも、もっと基本的な考え方、生き方のところなのだと思います。

 

 

  • 自分が誰かと仕事をしたら『次もあいつと仕事がしたい』といわせよう」というのがモットーだったんです。それは自分のなかに常に課していたことのつもりでいたんです(社長に学べ! 第2弾 第6回

 

  • 事実を見たら、常になぜそうなるのかの仮説を立てるんです。仮説をたてては検証してみて……当然人間がやっていますからしょっちゅうまちがうんですけどね。でも仮説を立てては検証して、とくりかえしているうちに、やっぱり、より遠くが見えるようになったり、前には見られなかった角度でものが見られるようになったりするんです。(社長に学べ! 第2弾 第8回

 

他にも挙げたい言葉はたくさんありますが。。。このようなことを考えて、それを確かに実践されてきたというのが、自分にはとてもカッコよく、凄い人だなあと思えて。

 

自分は普通の、ただのいち任天堂ファンなので、岩田さんにお会いしたことはありません。ただ、一度だけ、お見かけしたことがあります。

就活のときに行った、任天堂の会社説明会のときです。

任天堂の会社説明会では、必ず岩田さんが自らお話をされるというのを聞いていたので、これは絶対行かなくちゃいけないと思っていました。そして実際に説明会に参加することができて、岩田さんのお話を聞くことができました。「任天堂が欲しいのはこういう人材です」というだけじゃなくて、「こういう人材になるためには、こういうことをやっていくと良いですよ」というところまで踏み込んでお話してくださって、ああやっぱり来て良かったと思いました。

 

以下に、ほぼ日での岩田さんのコンテンツがまとめられています。

自分は就活のとき、任天堂が第一志望でしたから、ここにあるコンテンツは、面接前に何度も何度も読み返していました。

結局、任天堂に入社することは叶わなかったのですが、このときに何度も何度も読んだ、岩田さんの語ってくれた言葉は、今の自分を支える大事な言葉となっています。

 

本当に本当に、ありがとうございました。