ゲームボーイソフトのバッテリーバックアップ電池を交換する
前回スーパーファミコンの電池を交換したら思いのほか楽しかったので、調子に乗ってゲームボーイの電池も交換してみることにしました
※ちなみにあの後、『聖剣伝説2』と『聖剣伝説3』の電池も交換しました。特に『3』は未プレイなので楽しみ。
今回もスーファミの時と同様、タブ付き電池を買って交換しようかとも考えたのですが、
スーファミの時ほど自分のモチベーションが高くないこと、後こちらの方の記事を見ると半田を取るのがちょっと難しそうだったので、今回はいろんな方がやられているスタンダードな方法、半田を使わない方法でひとまず交換してみることにしました。ちょっとスーファミの時より難度が高そうだったので、万が一ぶっ壊れてしまっても(自分的に)構わない『マリオのピクロス』を使ってチャレンジです。
まずはおなじみ(?)DTC-20ドライバーで後ろのネジを外します。
ネジを外したら表向きにして、蓋をスライドさせます。
ぱか。
右上に電池が見えます。スーファミの電池(CR2032)より一回り小さい、CR1616です(CR2032を使っているものもあるようですが)。
基板裏面。スーファミと違って、バッテリーのタブの足は裏面には出てきていません。表面だけで半田付けしてあります。
基板を表に戻して、早速電池から金具を外していきます。
こんな感じで左右から入れ替わり立ち替わり薄い板みたいなものを入れて、金具が”V”の形に折れ曲がるようにする感じで、少しずつ金具を曲げていきます。
自分は3Dプリンタの造形物を台から剥がすために買っていた「テープはがしカッター」を使いました。カッターナイフを使っている例も見かけますが、折れるやつはさすがに危ないと思うので、別の何かを探した方が良いと思います。
ちなみに、横からぐりぐりやるときにICを傷つけてしまいやすいので注意です。
根気よく続けていると、
外れました。次は下側の金具です。
こっちは横から板を入れてぐりぐり持ち上げるのは難しいので、代わりにまっすぐマイナスドライバーを差し込んだ状態で、ドライバを左右にぐりぐり回します。
こちらも根気よく続けていると、
外れました。
外す前に電圧を測るのを忘れていたので、外した電池で直で電圧を測ってみようとしましたが、うまく測れません。外すときに壊れてしまったのかしら。
代わりに使う電池は、Amazonで売られていた10個450円の激安CR1616です。信頼性がかなり不安ですが、今回はトライアル的に電池交換を試したいだけなので、これで良いです。
一応電圧を測ってみた感じでは、大丈夫そうではあります。
ではでは、電池の取り付けです。まずは絶縁テープを5cmぐらいの長さに切って、接着面が表になるようにして、下側の金具と基板の間に挟み込みます。金具あたりがテープの真ん中になるように。ちなみに絶縁テープは近所のホームセンターで40円ぐらいで売ってました。
向きを間違えないように(プラス面が下になるように)電池を載せて、電池とテープがしっかりくっつくように上から押さえ込みます。
次に上からでも下からでもいいですが、テープの片方を折り曲げて、上の方の金具と電池が接触するように、テープで上からぎゅっと押さえ込みます。
もう片方の余ったテープを折り曲げて、もう一度上からぎゅっと押さえ込みます。
これで一応交換完了です。
電圧は最初に測った時より随分落ちている気がしないでもないですが、ちゃんと通電はしている模様。
あとは元どおり蓋をして、おしまい。
ちゃんとセーブできるようになりました。よかったよかった。。。
と、言いたいところなのですが、正直メッチャ不安です。
金具の電池との接触面をよく見るとわかるのですが、
金具と電池との接触面は真っ平らなわけではありません(特に下のプラス側)。この不安定な面と電池の接触をテープの粘着力だけに任せてしまっており、現状のイメージとしては以下のようになっています。
テープの粘着力が弱まると、すぐに接触不良になってしまいそうです。また、接触面が少なくてフラフラしているのも余計に不安です。
ソフトをぶん投げたり高い所から落としてみたり、一週間ぐらい放置してみたりしてみましたが、今のところはセーブ機能はちゃんと生きています。
が、やっぱり不安なので、もう少し安心できるやり方を考えてみたいと思います。
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