AquesTalkプロトシールドで遊ぶ
ちょっとGroveに疲れたので、Raspberry Pi Model B+を買ったときに一緒に注文していた、AquesTalkシールドで遊んでみました。
AquesTalkシールドは、音声合成LSIを簡単に使えるようにしてくれるシールドです。スイッチサイエンスさんの方で製造・販売しています。
組み立ては30分〜1時間ぐらいで、ここでわかりやすく説明されています。ただ、キットにはシールド用のピンソケットが付属していないので、例えばこれとかを一緒に買っておくと良い感じです。
LSI単品だと秋月とかで1,000円かからずに買えるので、知識のある人は自分で作っちゃう方が安上がりかとは思います(シールドは3,000円ぐらいします)。が、自分はシールド大好きなので、これを使います。
ライブラリはこちらから手に入ります。 とても良く作られているので、上の動画のGroveのタッチセンサと組み合わせたプロトも、たった15行程度コード書くだけで実現できてしまいます。
#include <AquesTalk.h> #include <Wire.h> // I2Cライブラリ AquesTalkライブラリ内部で使用するので定義必要 const int pinButton = 4; AquesTalk atp; void setup(){ pinMode(pinButton, INPUT); } void loop(){ if(digitalRead(pinButton)){ if(!atp.IsBusy()){ atp.Synthe("konnnichiwa."); } } delay(10); }
うーん、すごく簡単。
ちなみにAquesTalkでの合成音声の指定の仕方(上の例の”konnnichiwa”部分)は、ここに詳細が書かれています。結構細かくアクセント等を調整できるようになっています。また、対応文字列を自動生成してくれるページも用意されているので、これを利用するのもお手軽で良いと思います。
ウチには名前つきのぬいぐるみがいたりする(↑ゴマと呼んでいます)ので、コイツに組み込むつもりで喋らせてみると結構楽しいです。本気で組み込もうと思ったら、ちゃんとLSI単体で使えるようせんといかんですが。
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